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タイトル 日 時
24
strong>性欲を満たす相手が女と言うのは年寄りには強烈過ぎると思った。 ...続きを見る

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2008/10/14 01:04
23
日々が経つにつれて、あの独房生活の時間に拘束されるのかと思うと、アパートのドアを開け観光客で賑わう八幡宮を横切るのが億劫に感じた。 ...続きを見る

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2008/10/01 17:21
22
何故そんな男性行動を気遣っているのか、その訳・意図を聞き出そうとしたがタイミングが去っていた。 (大人しくしているんだわ)と言った時の表情は安堵感というより、薄笑いの中に潜んでいるザマアミロという憎しみが報われている感じだった。 ...続きを見る

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2008/09/25 18:08
21
一週間後に春子が掃除をしにきたとこざっぱり名な格好で来た。 手提げバッグを手ににしたまま問いかけてきた。 「聞きたいことがあるんだけど、誰か尋ねてこなかった」と曇った表情を見せながら言った。 「誰かと言われても」 「男の人よ」 「別に」と赤木は素直にこの一週間のことを思い浮かべながら答えた。 「じゃ、この店を覗いたりする様な人は」と春子は更に一歩踏み込んだ質問をしてきた。 赤木は何故日が浅い男から情報を得ようとするのか、又イロイロと言う言葉が脳裏を横切った。 「どんな人」と聞いた... ...続きを見る

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2008/08/28 06:09
20
春子に何を話してたのと聞かれフクちゃんの言を言うと、ヤギさんと同じ言葉・顔色の反応が直に返ってきた。 ...続きを見る

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2008/08/19 23:02
19
「お婆さんはこの辺りに住んで長いの」赤木は昨日のイロイロな話の続きが脳裏から離れられずにいた。 一歩内容に入るためにまずは山羊婆さんの身辺から聞き出した。 ...続きを見る

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2008/08/02 22:33
18
「お兄さん、果物好き、今度メロン持ってくるから、家賃はお兄さんに払えばいいの、又来るから」とソファーに寄りかかりヨロヨロと立ち上がり、入り口のガラス戸に向かった。 「この戸、言うこと聞かないんだから、このおんぼろめ」とガラス戸をガタガタさせ、不満を言いながら出て行った。 この建物を横切り裏の鉄製の階段を二階へ上がる音も情けなく響いて聞こえてきた。 虫唾の走る思いで胸が一杯になり、テーブルにおいてあるコンビニの昼食弁当を見ると食中毒に当たる代物に見えてきた。 フクちゃんが去って、まもなく山... ...続きを見る

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2008/07/29 18:28
17
「マイルドセブン頂戴」と立ったままでいる私のスラックスの裾を引っ張ってきた。 「220円です」と答えると自分のライターをテーブルの上に置きクシャクシャになったタバコの箱を並べた。 「無いのぉ、ここには一杯あるのに」 「あれは売り物で巣だから金が要ります」 「ケチねぇ、お婆さんは気前よくくれたんよぉ」 「僕は管理を頼まれているだけですから、計算が狂ってくると責任が出てくるからお婆さんとは違います」 「まぁ、怖い顔じゃ、お兄さんの吸っているタバコでいいから、早く」と右手の中指と人差し指を... ...続きを見る

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2008/07/24 19:18
16
よく観察してみると、腹話術師が右手に抱きかかえている人形のフクちゃんがあるが、あのような愛くるしさは無く年を取って希望や夢の去られ気力を無くしたうフクちゃんである。 左手の薬指には目立つと言うより故意に目ださせている金属系の指輪・腕時計が鈍く光り、ブレスレットも金属系の色に輝いている。 その装飾は不必要な鬱陶しさがあり、初対面で他人の持ち物・身なりを評価するのは問題ではある。 しかしこのフクちゃんを見ていると誰もが価値を認めたくない代物に見える。 赤木は煮えくり立つ内心から、もっとピシッ... ...続きを見る

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2008/07/20 04:27
15
少し休憩、他の懐かしいバンカラな高校時代などのブログは http://music.geocities.jp/singukamikura/ 見てください。 ...続きを見る

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2008/07/14 02:56
14
次の日、昼前にガラス戸を開ける音と共に 「こんにちわ」という気が抜けた掠れ声に、すばやく入り口に向かった。 男はスニーカーを脱いで板間に上がってきた。 「一寸待ってよ、あんた誰」 「二階のもんよぉ、よくオバアサンと上がって話をした仲よぉ、どいて座るから」と酒を呑んでいるためか千鳥足になまこのようなグニャグニャした身体を、四畳半にあるソファーに崩れるように寄り掛かった。 どうにでもなれぇと言う態度で、女性特有の横座りのポーズで「よいしょ」と腰を下ろした。 私は内心腹立たしく思ったが、日... ...続きを見る

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2008/07/09 20:08
13
「この店、跡継ぎがいないなら店仕舞いすれば良いのに」と軽い口調で言ったが、内心この問題の会話を続けないとと言うセコイ気持ちがあった。 この人からその理由らしきものが帰ってくることを望んだ。 「イロイロあるんよぉ、人が死ぬと、・・シュークリーム美味しい、一つと言わずに、嫌いではないでしょう」と小市民だが、アクの無い感じの顔立ち・人柄にイロイロの追求は消えうせた。                            甘味類の店の話をしだしたり、鎌倉の名所旧跡などに話題は変わり、シュークリームを... ...続きを見る

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2008/07/01 23:47
12
strong>pan style=font-size:larger>この日も鵠沼さんと春子が事務的な物の受け渡しがあるということで相前後してきた。 鵠沼さんは二言目には忙しいという言葉を溜息と共に吐き出し去った。 姿格好を見ても、綻び過ぎた四角い顔に厳しさが感じられず、本当に仕事に間に合っているのかと首を傾げたくなるような後姿である。                                                  春子の方は昨日と打って変わって髪はカラスの濡れ羽色の表現の... ...続きを見る

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2008/06/24 23:53
11
昨日此処に来た時から、赤木は鵠沼さんからも意味有り気に思えたイロイロが脳裏に残っていた。          山羊婆さんならば商売を営んでいるから年寄りの会話好きと言う柄である、タイミングを見定めイロイロを聞きだそうと咽喉まで言葉が出かけた。                                                   こういう時に限って山羊婆さんの店の方から甲高い馴染みのお客さんの呼ぶ声に帰って行った。 又もや一歩前進しなくて後退した感じに思えた。 此れから先山羊婆さん... ...続きを見る

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2008/06/18 19:27
10
店子の立場から我が身の置き所に不安を持つのは当然だろう。                              「でも普通は一周忌が済んでからなんだろうねぇ」と尋ねる顔をし自分の感が的を得ている風に首を傾げ赤木の次の言葉を待つようだった。 「そう言われても、僕は何とも言えないけれども」 「いずれこの建物も人手に渡るんだろうねぇ・・・私も隣で毛糸屋してるけど、息子がそろそろ店仕舞いと言うし」と赤木は弱りかけた老ヤギに似た婆さんの敵に回っている立場に気持ちが曇りがちになってきた。  その背... ...続きを見る

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2008/06/06 14:34
ほんの数分でぎこちの無い挨拶程度の会話を交わし今日は終わった。 次の朝九時にこの店は擂り鉢状の底に位置するから、シャッター音を響かせるとバス停に並んだ人の顔が一斉にこちらに向いた。 何故シャッター音はうるさいのかなぁと思いつつ、少し恥ずかしさという抵抗感があり、顔を店に向けた儘の状態ですばやく店の中に入った。 自動販売機もあるがワンカートンの纏め買いと外国タバコを買う人がガラス戸を叩いて買いによく来た。 この店の前の道路一本の両サイドはなだらかな傾斜地であり家々が密集している。 そうい... ...続きを見る

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2008/05/30 16:13
雑草が好き放題に庭を支配している。 錆びたスコップ、壊れたブロックの花壇、物干しに掛かっているのは洗濯物ではなく蜘蛛の巣である。         相続人も庭までは手が回らなかったんであろう。 無関心と荒廃に晒されたままの庭は返って主が去った跡らしく寂しさを漂わせている。 「今日は」と玄関の戸を開ける音と同時に50歳ぐらいの白髪と黒髪が半々の割合で混ざった小柄な女性が顔を現した。 グレーのカーディガンを羽織って今風の履きこなした安っぽく見えるジーパン、近くのスーパーへ行った帰りの化粧気の無... ...続きを見る

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2008/05/26 22:29
「冷蔵庫使っていいから自炊したら、布団もあるから此処で寝泊りしたら」 「何でやぁ気色悪い」 {婆さん 夜出て来て添い寝してくれるよ」と下駄が真ん中から二つに割れた顔をして笑っている。 {金の計算と火・戸締りだけはしっかりと、2・3日俺も立ち寄るから」 {もうそれだけか} 「あぁそう、もう少ししたら週一回掃除に来る親戚筋の人が来るから顔を合わせて} {その人が此処をやれば} {その人だってここから遠いし、家庭があるし,要は親戚にやらせたくないんだぁイロイロと}又イロイロを言った。 ... ...続きを見る

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2008/05/12 00:11
6
一ヶ月前にかなりの部分は整理したらしく、その跡が四畳半の片隅に唐草模様の風呂敷で覆われて山積みにされている。                                                               六畳間には新品のテレビが床の間の空間にすっぽり納まっている。 板間の奥にトイレ風呂が続き、取り敢えず人様が訪れても不快感を与える事は無くこざっぱりと片付けてはいる。 「明日、日本タバコの人が来るからタバコとに関して聞いて、公衆電話の御銭小銭の取り扱い方教えるから、... ...続きを見る

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2008/05/10 23:00
『事務的な事先に言うから、タバコ売るだけ、9時から5時まで、日曜休んで慣れて来たら羽目を外さない程度に適当に、以上』鵠沼さんは少々皺が目立つ背広の内ポケットから手帳を取り出して説明をした。 「それだけか」「あぁ」と360度ぐるりと回り、親指と人差し指で握った鉛筆で一つ一つチェックをしている。 シャープペンかボールペンなら様にはなるが、手帳にお慰み程度についている短くなった鉛筆、既に芯が回りの木に埋もれている状態にある。                   見るからに鉛筆の芯を手で木を剥がす... ...続きを見る

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2008/05/01 15:45

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